ふと空を見上げて、流れ星を見つけたら願い事をしてみたいものですね。
流れ星が見えるあのほんの一瞬に、願いを3回も唱えるなんて、実際にはかなり難しいと思います。
しかし、その難しさがあるからこそ、「もし実現できたら、願いが叶うかもしれない」と期待してしまいますね。
そんなことを考えるうちに、ふと「流れ星に願い事をする習慣の起源は何だろう?」と疑問に思いました。
確かに、願いを叶えてくれるとされていますが、それが簡単にできるわけがありません。
しかし、これはちょっと難しすぎますよね。
一体、こんな大変なことを考え出した人はどんな人だったのでしょうか。 そこで、この習慣の背景にある由来を調べてみることにしました!
- 流れ星の願い事の起源について!
- なぜ願い事を3回するのか
流れ星の願い事の起源について!
流れ星に願い事をする習慣の起源については 実ははっきりしていないんです。
結構驚きですね。こんなにもポピュラーな風習があるのに、その起源が明確でないなんて。
インターネットで探しても、図書館で調べても、明確な答えは見つかりません。
しかし、いくつかの説が有力とされていますので、その中から特に興味深いものをお伝えします。
流れ星の願い事の有力な起源説とは?
それは、ウラル・アルタイ系民族の伝統が根底にあるとされる説です。 この民族について私も初めて知ったので、少し調べてみましたが、彼らは主に、
- 北ヨーロッパ
- 東ヨーロッパ
- 北アジア
- 中央アジア
といった地域に住む、ウラル語やアルタイ語を話す人々であることがわかりました。
この民族の古い伝承について
ウラル・アルタイ系民族の間では、昔から「神様が天の扉を開けてこの世界をのぞき見る」という信仰があります。
そして、流れ星はその天の扉から漏れた向こう側の世界の光とされているのです。
つまり、流れ星が見えるその瞬間は、天の扉が開かれている時。
神様が私たちの世界を見ているため、その時に願い事をすると叶うとされていました。
とってもロマンチックですよね。
「流れ星は神様の世界からの漏れ光」というこの考え方は、本当に素晴らしいと思いませんか?
ウラル・アルタイ系民族の伝承は本当に魅力的です。
願い事をすること以上に、神様がすぐそばにいるような感覚になれるから、なんだかとても幸せな気持ちになります。
あるトリビア本によると「流れ星は宇宙のゴミが燃えている現象」と書かれていますが、それだけが全てではありません。
ともかく、明確な由来は見つかりませんでしたが、このウラル・アルタイ系の伝承が由来として魅力的だと思います。
なぜ願い事を3回するのか
ただ、なぜ願い事を3回するのかは少し謎です。
その部分については、伝承自体には願い事の回数についての言及がなく、どうやらその詳細は後から付け加えられたものかもしれませんね。
それでは、なぜ願い事を3回するでしょうか。
もしかしたら、願い事が3回と定められた理由は、1回だとあまりにも簡単に言えてしまうからかもしれませんね。
実は、流れ星が見える時間は約1秒しかありません。
1秒と聞くと短く感じるかもしれませんが、実際にストップウォッチを使ってみると、意外と長く感じることがあります。
たとえば、 「金が欲しい」 「結婚したい」 「試験に合格したい」 といった願い事なら、速く言えば1秒で言い切ることができます。
流星群が見える夜などは、1時間に数十個もの流れ星が見られることがありますから、願い事を1回だけ言えば、かなりの数の願いを叶えるチャンスがあります。
そこで、願い事を難しくするために、「3回言う」というルールができたのではないでしょうか。
誰がこのルールを作ったのかは分かりませんが、1回でもなく、2回や4回でもなく、「3回」というのがなんとも絶妙だと思います。
3回願いを口にできるほどの強い思い
インターネット上では次のような説が見つかりました。
Q.なぜ流れ星を見たときに3回願い事をすると叶うと言われるのでしょう?
A.流れ星が現れた瞬間に願いをすぐに口にできる人は、普段からその願いを心に強く持っているのでしょう。
そういった人は、その強い意志が行動力やモチベーションを高め、僅かなチャンスでも逃さずに願いを叶えることができると言われています。
強い願いは、チャンスをつかむ力を増します。
定期的に願うことは、その気持ちを維持する良い方法です。人はその願いに向けて前進し続けるものです。 出典: Yahoo!知恵袋
つまり日常から強く願っていることに対しては、流れ星を見た瞬間に即座に反応できるということですね!
確かにその考え方は魅力的です。
常に願いを心に留めておけば、いずれ叶う可能性が高くなるとも言えます。
まとめ
今回は流れ星の由来についてお話ししました。
はっきりとした由来は不明でしたが、流れ星が神様の世界から落ちてきた光であるという説がとても魅力的だと感じます。
どんなに素敵な由来があったとしても、願いが実際に叶うかどうかはまた別の話。日常から願いを強く持つことの重要性を改めて感じます。